10月からついに始まる社会保険のパートへの適用拡大

  • 2016年2月17日 水曜日
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こんにちは。社労士の志戸岡です。

今日は、今年の10月からついに始まる社会保険のパートへの適用拡大についてです。

数年前から決まっていた施行日が近づいてきました。

パートさんは正社員の4分の3未満の労働時間だったら社会保険に入れなくてもいい、という従来の基準が大幅に変わります!

新基準は以下の5つです!

これを全て満たすと適用対象になります。

 

平成28年10月からの社会保険のパートさんの新基準

1、厚生年金の被保険者501人以上の企業の人

⇒500人以下の企業に勤める人はまだ対象にはなりません!

 

2、週の所定労働時間が20時間以上の人

⇒これは雇用保険と一緒の基準ですね。

 

3、月給8.8万(年収106万)以上の人

⇒ボーナスと残業代は除外して計算していいみたいです。

 

4、勤務が1年以上見込まれる人

⇒数ヶ月の短期アルバイトは除外してOKということですね。

 

5、学生ではない人

⇒学生は適用対象外になります!これも雇用保険と同じ取扱です。

 

以上。

1にあるように、500人以下の企業は当面対象外。

 

志戸岡の顧問先で現状500人を超える企業はありませんので、いきなり今年対応を迫られるということはありません。

未加入事業所の行政指導など社会保険の加入については年々厳しくなってきています。

今回の改正での志戸岡の顧客である中小企業への影響を考えてみました。

まず、今回のターゲットはパートタイムを多く雇用する上場企業をはじめとした大企業です。

パートが多い業界でいえば、飲食業、小売業でしょうか。

大企業といえども、新基準で該当する人を全員社会保険に入れるというのは考えにくいですね。

そこで、こんな推測。

 

1、できる有望な人材は正社員登用して囲い込みして社保加入。逆に微妙な人はこれを機に契約終了となる人もでてくる。

(もしくはブラック化して自社が嫌になり辞める人がでてくる。)

⇒人材マーケットにパートさんが一定数放出。

2、ニュースでこの問題が報道されるにつれて、中小企業の場合は適用外だと初めて知るパートさんが増えて、やっぱり大企業がいいやん!となって中小企業を辞めて大企業を希望するパートさんが増える

⇒せっかく戦力になっていたパートさんに辞められる中小企業がでてくる(大企業がパートさんを採用しやすくなる)

3、1で契約終了になった人はパートじゃなくてやっぱり正社員が一番!という意識がより強まる。

⇒中小企業でも正社員募集であれば人材がとり易くなるか?

4、1で辞めた人が派遣会社へ流れ、今まで以上に派遣で働く人が増える(大手の派遣会社はちゃんと社保にいれてくれる為)

⇒派遣社員の受給バランスが変わり、派遣さんの時給単価にも影響がある・・か?

適当に考えましたが、今回の改正が確実に人材の動きを加速する要素にはなるはずです。

今秋注目の法改正です。

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