ROBINSについて社労士会研修
- 2017年10月2日 月曜日

こんにちは。社労士の志戸岡です。
先週木曜日は社労士会の研修に参加。
2部構成で前半は働き方改革について。後半は前から一度勉強したかったサイバー法人台帳ROBINSについて。
働き方改革は社労士としてどのように関わっていくかについて、アカデミックな論文やデータをもとにしたお話。
エビデンスに基づく議論が必要、という最後のまとめに納得がいくものの、ここでもやはり大企業と中小企業で取り組みに差がでてしまう壁を感じます。
AとBに分けて、Aで効果が実証されればBでもやる、という具合ですが、いかんせん分けられるほどグループがない場合もあり比較対象となる存在がいない企業もあります。
このあたりは引き続き、検討課題として実践でトライしていく必要があります。
サーバー法人台帳ROBINSって何?
数年前?から社労士会として力を入れ始めているROBINS。
世間的な認知度ってどんなものなのでしょう??
・ROBINSとは??(JIPDECより引用)
サイバー法人台帳ROBINS*(ロビンズ)はサイバー空間で「企業に関する基本的な情報(名称、住所、URL、メールドメイン等)」や資格情報、経営労務情報や表彰履歴などのアピール情報、各種宣言等のコンプライアンス情報等を「第三者」が確認を行い、「信頼できる情報」として、公開する企業情報データベースです。怪しい情報があふれるサイバー空間上で、正しい企業情報を提供でき、企業情報の信頼性を高めます。
とのことです。
試しに、YAHOOで「ROBINS」で検索をかけてみました。
すごい数がヒットするのですが・・・・
鳥の写真がたくさんでてきましたよ(笑)
ロビン:ヨーロッパコマドリ。
あと、バットマンのキャラクターでロビン。
やはり課題はこの認知度でしょうか。
認知度が上がれば、ROBINSの台帳に情報を載せていることが社会的に大きな意義を持ちます。
社労士である第三者が確認をした上で、WEB上に労務管理に関わる情報をオープンにしていくというその趣旨や流れは非常に良い仕組みです。
求職者が本当に欲しい情報、例えば、本当の残業時間はどのぐらいなのか?離職率はどのぐらいなのか?
こういった情報を社労士がエビデンスに基づきチェックをしたうえで、本当のデータを提示することには大きな意味があるといえます。
WEB上で情報を発信することがここまで簡単な世の中になると、情報が逆に氾濫し、それって本当なの?という情報の信頼性の問題がでてきています。
ただし、ここでも社労士としての高い倫理観がなければ、この確認作業がずさんに行われるリスクをはらんでいます。
社労士会としては、手順書・マニュアルを整備し、個々人のスキルによって結果が左右されないようにしていく、という趣旨のようですが、どうしても社労士一人一人の倫理観やチェックスキルによるバラツキはでてしまうでしょう。
ROBINS。
事務所としてどういうサービスにしていこうか迷うところも多々ありますが、やってみないとわからないことばかりです。
まずは新しもの好きな顧問先に提案して、チャレンジしてみたいと思います。
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