育児介護休業法と健康保険法の改正

  • 2021年6月14日 月曜日

こんにちは。社労士の志戸岡です。

今日は先日国会で成立したばかりの法改正のご紹介です。

育児介護休業法と健康保険法が改正となりました。 ポイントを解説いたします。

育児介護休業法の一部改正

今回の改正趣旨は男性の育児休業の促進です。 以下、ポイントをピックアップします。

・男性の育児休業取得促進のための子の出生直後の育児休業の枠組みの整備
→具体的には、子の出生後8週間以内に4週間まで取得することができる枠組みができます。
→2回に分割して取得できるようになります。

・従来基本1回だった取得方法が分割取得が可能になる
→女性の育児休業も分割して2回まで取得することが可能になります。

法改正の施行日は内容によっていくつかに分かれており、
最短が来年令和4年4月1日となります。

【所感】
今までも難解だった育児休業がさらに複雑になりました。

今後細かな取扱いルールが出される予定ですので、その内容を考慮し、 来年春に向けて育児介護休業規程の改定をする必要がでてきます。

その他、もう既に男性からの育児休業取得の相談が増えてきています。

人事実務担当者は男性の育児休業に関する仕組み、制度の理解をしておくのがベターです。

(女性の取得者はご自身で調べて理解する人が多いですが、男性は制度の理解が
不足していることが予想されるため)

健康保険法の一部改正

高齢者の負担割合のバランス調整と育児休業中の保険料の取扱いルール変更、傷病手当金の支給ルール変更など保険料と支給のバランスをとる改正が行われました。 以下、ポイントをピックアップします。

・傷病手当金の支給期間の通算化
→従来は支給期限は歴日数でカウントしており、休職と出勤を繰り返すパターンではあまり支給を受けられませんでした。
今回の法改正で支給開始から途中に出勤に伴い不支給となった期間がある場合、その分の期間を延長して支給を受けられるよう、支給期間の通算化のルールが導入されます。

・育児休業中の保険料の免除要件のルールが変わる
→短期の育児休業では、月内に2週間以上の育児休業を取得した場合には当該月の保険料を免除になります。
→賞与に係る保険料については1ヶ月超の育児休業を取得していなければ免除になりません。

法改正の施行日は内容によっていくつかに分かれており、最短が来年令和4年1月1日となります。

【所感】
傷病手当金のルール変更は、被保険者にとってはありがたいルール変更です。
ただ、これにより、メンタルヘルスにより休職と復帰を小刻みに繰り返すパターンでは、傷病手当金受給か働いて賃金を支給するかなど、働き方、勤務条件設定などがより複雑化することが予想されます。
(今までは一旦ゆっくり完全休養して傷病手当金をもらうのが無難な選択でした)

育児休業の保険料のルール変更については、給与計算の実務担当者はルール変更を理解し、給与に適切に反映することが求められます。

こういった細かなルール変更は失念しないよう注意しましょう。

【求人】社労士を目指す人を募集しています

社労士事務所で働くメリットの1つが、知っていると実生活でも役に立つ法令知識やノウハウが身につくことがあります。

今回ご紹介した育児介護休業法や健康保険法などでも、知っていれば役に立つことがたくさんあります。

我々、社会保険労務士はそういった知っていれば役に立つことの法改正内容をいち早く理解し、お客様へ役に立つ情報を届けるという役目も担っています。

当然、法改正の内容も自分たちが都度適切に理解しておく必要がでてきます。

弊所では、代表の私自身もさることながら、スタッフレベルでも情報を収集し、シェアするような風土や仕組みになっており、自然と新しい情報が身につく環境になっています。(もちろん本人の情報を得ようという姿勢は必要)

常に最新の情報を手に入れるよう努力し、お客様へ適切な情報を提供する。
クオリティの高いサービスを提供する。そのための、情報収集であり、勉強です。

社労士を目指す人に伝えたいのは、受かってからが本当の勉強の始まりだということです。実務を経験するまでは、法律の勉強をしてもイメージがわかない部分もたくさんあり、机上の空論になりがちです。

社労士事務所に入って実務をやるようになってはじめて、勉強してきた知識が
「こんな場面で役に立つのか」といった状況がでてきます。

それと同時に、法令を表面上だけで見ていると、実践ではあまり役に立たず
より深い理解が必要になることもわかるようになります。
(何を隠そう、私自身がそうでした)

私は社労士歴14年目になりますが、毎年思うことがあります。

それは、おそらく今が一番勉強しているはず!!

つまり、試験合格しても、ずーーーーーっと勉強ということですね(笑)

誰か(お客様)のために、勉強をするという汗がかける人がこの仕事に向いていると思います。

この勉強、この知識が〇〇さんの役に立つはず!
そう思える人は強いですね。

弊所のスタッフは全員このタイプです。

自分もそういったチームにジョインしたいなーと思ってくれる人の募集、お待ちしております。

〇求人内容詳細はこちら
https://www.office-shidooka.com/15400509141688

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