仕事のブラックボックス化~「あの人何やっているかわかんない」

  • 2021年8月18日 水曜日

こんにちは。社労士の志戸岡です。

先日、お客様より、長く同じ場所、同じ業務に勤務している社員の相談がありました。

あくまでも一般論ですが、同じ社員が同じ業務をずっと担当すると、以下のような弊害が起こる傾向にあると言われています。

『仕事のブラックボックス化』

言い変えると、「仕事の属人化」とも言えます。

同じ業務を長年経験することで、スキルがつく?

いえいえ。そうとも言えません。

経理しかわからない経理マンより、製造工程がわかる経理マンの方が良い判断ができることもあります。

開発のことしかわからないエンジニアより、最前線の顧客対応、営業のことがわかるエンジニアの方が良い提案ができるとも言えます。

どんな職種も多能工、多の職種での視点があった方が結果的にアウトプットの質が良くなったり、パフォーマンスの質が上がったりすることはよくあります。

業務のブラックボックス化のリスク

また、業務がブラックボックス化してしまうと、以下のリスクも抱えます。

1)業務上横領の温床になってしまうリスク

2)業務改善が進まないリスク

1)はよくある話です。

企業規模に関わらず、不正経理で業務上横領が発生するのは、経理部に長年勤めた古参社員でよく起こります。

銀行を始めとした金融業界で転勤が多い理由は、不正の防止です。

同じ地域、同じ業務を続けるとそれだけ人間関係が広がり、癒着や不正のリスクも高まるため、転勤を繰り返します。

2)も大きな問題です。

他の人から見ると、

「なんでそんなことやってるの?」

「なんで今までそんなことやってきたの?」

このようなことがよく起こり、意味のない作業をずっとやっていたりします。

「そうは言っても、そのうちの会社は小さいし、そんな頻繁に配置転換なんてできないよー。」

なんて声も聞こえてきそうです。

別に配置転換しなくても、他のスタッフの仕事をサポート、ヘルプができるように、お互いの仕事を見える化すればいいことです。

要は、自分の仕事に「誰か他の人の目(チェック)を入れる」というプロセスが大事になります。

「あの人何やってるか、わからない」

そんな人が社内にいたら、改めて、仕事の見える化、仕事の割り振り・担当の変更、チェック体制の変更など、考えてみてはいかがでしょうか?

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